及富の作業風景 〜溶けた鉄を型に流す〜
はじめまして!
去年の12月に及富に入社した花太郎です。
こちらのブログでは、及富の社内の様子や作業風景などを定期的に発信していけたらなと思っておりますので、これからどうぞよろしくお願いします!
では早速、今回は鉄が南部鉄器の形になるまでの制作過程を皆さんにご紹介します!このご時世、工場見学などに行きたくてもいけない方もいらっしゃるとは思いますが、この記事で少しでも工場見学気分を味わっていただければ嬉しいです!
南部鉄器ができる様子
はい!コチラは南部鉄器を作るのには絶対に欠かせない【溶鉄炉】です。他にも【キュポラ】や【キューポラ】と呼ばれております。文字通りコチラを使って鉄をドロドロに溶かしていきます。
鉄が溶けたら、【湯汲み】と呼ばれる道具を使って南部鉄器の型に運んでいきます。
このたくさん並んでいる黒い箱状の物は、砂を固めて作った型【砂型】で型に空いている穴に溶けた鉄を注いでいきます。これが難しいんですよねぇ〜
溶けた鉄を注いだ型がコチラです!熱そうですよね?熱いんです!画像でも分かる通り、もくもくと型から煙が上がっています!
そして、鉄が硬くなったら型を壊し、中身を取り出していきます。
取り出したものがコチラになります!みなさんがよく知る南部鉄器の形になりましたが、まだこれで完成ではありません!砂を取り、仕上げをして塗装をし、完成になります。
おわりに
ということで!今回は溶けた鉄が南部鉄器の形ななるまでの作業を紹介しました!これからもブログを更新していきますのでよろしくお願いします!